フリースタイルバスケとは

フリースタイルバスケットボールとは、バスケットボールを操る技術をパフォーマンスに昇華させた競技である。 ドリブル・ハンドリング・スピンといったバスケットボールを扱う基本的な技術だけでなく、音楽に合わせたダンスの動きや、ボールを複数扱うジャグリングの動きなど、様々な文化の要素を取り入れながら、観客をバスケットボールで楽しませるべく日々進化を続けている。

大会以外では厳密なルールは存在せず、競技バスケでは使われないアクロバティックな動きや、カラダ以外の道具を利用して行う技などもフリースタイルバスケットボールでは認められている。その自由度やボール1つあればどこでも楽しめる手軽さが、最大の魅力であり特徴である。

フリースタイルバスケの歴史

ストリートバスケの試合中や待ち時間に、観客を盛り上げるために行われていたボールハンドリングが発祥。 2000年代初頭のNIKEのCMがきっかけとなり世界的にムーブメントが発生し、日本にもNIKEによるイベント”FREESTYLE CRASH”と共にフリースタイルバスケットボールが上陸。以降、日本では積極的な大会運営がなされ、世界でも群を抜いてフリースタイルバスケットボール文化が発展。ボールを扱う高度な技術だけでなく、様々な分野から影響を受けエンターテイメント性やアート性を国内で高め合っていった結果、世界大会では日本人が3度も優勝を果たしている。